ちゃみさんちの台所《 旨味成分たっぷりの醤油麹 》vol.2

ちゃみさんちの台所《 旨味成分たっぷりの醤油麹 》vol.2

 

日頃から、できるだけ身体に良いものを取り入れたい。ハレの日も美味しくて身体に良いものでお祝いができたなら、どんなに素敵でしょう。
“ちゃみさんちの台所”ではご自宅で発酵と点心のお料理教室をされているちゃみさんに『発酵×お祝い』をテーマにさまざまな季節のレシピを教えていただきます。今回は、前回作った醤油麹を使う応用編!《醤油麹で作る生姜焼き》《醤油麹で作る味玉》のレシピをご紹介します!どちらも旨味たっぷりで美味しいうえに、びっくりするくらいカンタンなレシピです♪

 

◆ 醤油麹レシピはこちらから ◆
旨味成分たっぷりの醤油麹

 



フライパンに油をひき、生姜焼きのお肉を焼きます。こしょうを少しふります。


両面焼いてお肉の色が変わったら、生姜焼きのタレを回しかけます。


じゅわわー!と良い音があがり、室内には良い香りが広がります。火力が強いと焦げ付きやすいので注意してください。少し煮詰めたら、もう完成です。なんとカンタン。続いて、醤油麹を使って味玉を作っていきましょう。


ゆで卵5つをビニール袋に入れます。醤油麹も入れ、ビニール袋ごともみもみして醤油麹を行き渡らせます。


冷蔵庫で一晩つけたらできあがりです。半熟のゆで卵で作るのがおすすめ。一晩冷蔵庫で寝かせただけなのに、煮込んだような美味しさに。味がしっかりとついて旨味とコクのある味玉です。おつまみにもぴったり!みりんの甘さが苦手な人にも◎


とっても美味しそうな生姜焼き定食が完成しました!旨味たっぷりの柔らかいお肉と、白いご飯が相性ばっちり◎普段のご飯にはもちろん、カンタンに出来るのでお客さんが集まる時などのおもてなしにもいいですね。

醤油麹のおかげでお肉が柔らかくなり、旨味成分もたっぷりの生姜焼き。麹はたんぱく質を分解し、柔らかくする働きがあり旨味成分のおかげで塩分も控えられます。

味玉は醤油麹ひとつ混ぜただけなのに、まるで煮込んだような味わい。ラーメンのトッピングにも良さそうです。どちらもお弁当にもぴったりですね。


キャベツの千切りには、醤油麹ドレッシングをかけて。お野菜がモリモリ食べられます。


◆ 醤油麹について ◆
醤油麹は醤油のかわりに使用でき、麹の効果で旨味が増しコクがでます。大豆の旨味成分が強く、塩麹の10倍とも言われているのだとか。旨味成分が豊富に含まれているため調味料の量を控えることができ、減塩効果も。醤油麹でお肉を漬けると味付けができるうえ、お肉が柔らかくなります。さらに、醤油麹の麹に含まれる⾷物繊維が腸内の善⽟菌(乳酸菌など)の餌になり、腸内環境を整える効果があります。

良いことづくめの『醤油麹』。醤油麹ができたら豆板醤を混ぜたり、シソを漬けたりしても美味しいです。麹を使わないレシピの時は、醤油のかわりに醤油麹を1.3〜1.5倍の量を味見しながら使ってみてください。
とにかくアレンジは無限大! その日の体調や気分、ご自分の好みに合った醤油麹レシピを見つけてみてくださいね。

◆ ちゃみさんからのヒトコト ◆
醤油麹は、ただでさえ美味しい醤油と麹を発酵させることで、さらに美味しくなった発酵調味料です。使い方は無限大。気軽に取り入れてくださいね。


醤油麹があれば、アレンジ無限大なので色々なメニューで活躍してくれそうです。身体に優しいものを取り入れながら家族でハレの日をお祝いできること。とても豊かに感じられます。ぜひみなさんも様々な醤油麹レシピに挑戦してみてくださいね。次回の《 ちゃみさんちの台所 》もお楽しみに♪


◆ PROFILE ◆
ちゃみ
岡山県の自宅で発酵と点心の料理教室をしています。
麹の発酵調身料を使って簡単に美味しく、
腸や心が整うようなお料理をお伝えしています。
Instagram:@botibotiiko
ブログに戻る

今回撮影に使ったアイテム