新築祝い・引っ越し祝いを贈る際に気をつけたいマナーと配慮

新築祝い・引っ越し祝いを贈る際に気をつけたいマナーと配慮

新築祝いは、親族や友人、知人が新しく家を建てたり、購入したりしたことをお祝いする贈り物です。喜ばしい節目のタイミングだからこそ、失礼のないようにマナーを守り、相手の気持ちに配慮したお祝いを心がけましょう。
 

 

■ お祝いを贈るタイミング

 
お祝いを贈るタイミングは、基本的に入居後1週間~1か月以内が目安です。
引っ越し直後はバタバタしていることが多いため、事前に連絡を取り、相手の都合を確認してから贈るのが良いでしょう

「新築披露(引っ越し祝いのパーティー)」に招かれた場合は、当日持参するのが良いタイミングです。


■ のし紙と表書きのマナー 

 
●水引:
紅白の蝶結び(何度あっても良い慶事)

●表書き:
のし紙の表書きで使う言葉にも注意し、「御祝」ではなく「新築御祝」や「御新築祝」*と明確に書きます。

●名入れ:
贈る側の氏名をフルネームで



■ 喜ばれる新築祝いの品 

 
●カタログギフト(相手の好みに合わせて選んでもらえる)
●観葉植物(小ぶりで育てやすいもの)
●上質なタオルや日用品
●名前入りのインテリア雑貨
●おしゃれなキッチン家電や調理器具(事前に確認できると◎)

 

高価すぎるものや大きすぎるものは、かえって相手の負担になることもあるので、相手のライフスタイルに合ったものを選ぶ配慮が大切です。
 

 
■ 避けたい品物や表現


新築祝いでは、**火を連想させるもの(ライター、キャンドル、赤いものなど)**や、「壊れる」「割れる」などを連想させるガラス製品・陶器などは、縁起が悪いとされることもあるため注意が必要です。

 

 
【 訪問する際の注意】 

新居に招かれる場合は、訪問の前に日程をしっかり確認し、手土産を持参するのがマナーです。玄関先で靴を脱ぐ場面に備えて清潔な靴下を履いていく、玄関に物を置かないなど、家を大切にする気持ちを表すことは好印象につながります。

■ まとめ
 
新築祝いは、相手の新しい門出を祝う大切な気持ちの贈り物です。形式にとらわれすぎず、相手の暮らしに寄り添う心遣いを大切にしながら、丁寧なお祝いを心がけましょう。

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