晴れと暮らすのお正月の食卓2024

晴れと暮らすのお正月の食卓2024

張り切ってハレの日を演出したいお正月ですが、使い慣れないお皿や彩りだと、なんだかまとまりのないテーブルになりがち。

最近ではよりシンプルに、お重や和皿にこだわらず、ワンプレートスタイルが定番になりつつあるお正月のテーブル。「晴れと暮らす」では、毎日でも使いたくなる洋皿をメインに、伝統的なお正月らしい雰囲気を大切にしながら、おうちにあるお皿で失敗なくスタイリッシュにまとめるコツ3選をご紹介します!

 

 

  

にっぽんのハレ色【紅白】を使う

日本のお祝いの色【紅白】。紅白のうつわがテーブルにあるだけで一気にお祝いの雰囲気になります。

 

   ■「紅白」の色■

本来は「吉事と凶事」を意味すると言われていますが、日本では古くから【日常(ケ)と非日常(ハレ)】を区別する象徴として、【紅白】のカラーが使用され、特に「紅」という色は【ハレ(非日常)】を象徴する色。

 

 

 

①メインカラーに【紅白】を使う

シンプルイズベストを心掛けると小物使いなどが際立ち、料理も映えます。

  

 

②【黒】をベースに【紅白】を際立たせる  

【黒】を取り入れると、紅白が一気に引き締まった印象になります。
黒はシックな日本の美を演出し、逆にテーブルクロス等で【白】を敷くと、明るい印象になります。 

 

   

③【白】をメインカラーに植物や装飾でさりげなく紅を補う

白い器を使い、草木の赤い実や緑の色を取り入れ、神聖なお祝いを演出できます。
よりシンプルですが、料理やさりげないお洒落さがしっとり際立ちます。 

 

 

 

 和のモチーフや素材感を取り入れる


【紅白】カラーに加え、水引や漆など、日本らしい素材やモチーフを取り入れたり、ガラスなど異素材をバランスよく取り入れることで、抜け感のある食卓を演出します。

 

 

①水引き

お祝いの料理に添える水引は、結婚式やおめでたい席などでもよく見受けられます。
また料理に添えるだけでなく、花瓶につけてみたり、箸置きに使ったりと様々な飾り方をアレンジできます。

 金白のカラーはお料理の食材や色味にも左右されず使いやすいのでオススメ。

 

②めでたいモチーフ

お祝いのモチーフ(松竹梅や鶴亀)や季節のモチーフなどを添えることで、季節感を演出し、華やかな彩りとなります。

豆皿はモチーフの絵柄や、陶器の質感を楽しめるものや、差し色を入れることで、かわいらしさも加わります。

また、お祝いの食材は、素材を生かすような調理が多いため、テーブルクロスやランチョンマット・センタークロスは素材感が織り地のわかる自然素材や、サテンなど、質感を楽しめるものがオススメです。

 

③和の素材感を“ひとつ”加えるだけで粋な雰囲気に

漆(うるし)のうつわやおぼんは日本らしい朱赤や黒地の艶のある質感で、食卓をワンランク引き上げてくれます。 

また、 家族でいただくような大きなお重ではなく、一人や二人用のお重は普段使いの「ちょっと特別」にも丁度よく、テーブルウエアの幅を広げてくれるアイテムになります。

 

植物を取り入れて生き生きとした食卓に

 

花瓶は生ける草花によって、素材やデザインを選びましょう。
今回は1種類に絞ったので、和の雰囲気が伝わりやすいように一輪挿しにしました。最近では、テーブルウエアやナプキンと共に、プチブーケとして添えられることもあります。

 

花はテーブルフラワーだけでなく、お正月には門松の寄せ植えやウエルカムフラワーのような玄関飾りなど様々な演出が楽しめます。

 

 

お正月の食事を美しく盛り付けて、晴れやかな気持ちで新年を迎えられますように。ぜひ、お正月の食卓の参考にしてみてください。

  

今回使用したアイテムはこちら▶<小田陶器>

ブログに戻る

関連する記事

  日頃から、できるだけ身体に良いものを取り入れたい。ハレの日も美味しくて身体に良いものでお...
  日頃から、できるだけ身体に良いものを取り入れたい。ハレの日も美味しくて身体に良いものでお...
日頃から、できるだけ身体に良いものを取り入れたい。ハレの日も美味しくて身体に良いものでお祝い...
不毅窯 bukiyou   トルコブルーの釉薬と温かみのある土の質感が特徴的なブランド「不毅...

関連ページ