甲冑師 四代目 雄山

兜飾り ７号　葵

新緑のさわやかな若草色に染め上げられた房ひも（忍び緒）が印象的な木のぬくもり感じる五月人形のセット。

兜の箱（櫃）や左右に添えた弓太刀。さらに屏風に至るまで、白木木製で作り上げた豪華でオシャレな五月飾りです。付属のこだわり作札は「雄山」の名が刻まれた、こだわりを感じるオリジナルデザイン。

甲冑師 四代目 雄山

「鈴甲子雄山」は四代目まで続く名門甲冑工房。
全国新作節句人形コンクールにおいて内閣総理大臣賞特別賞受賞。
東京都都知事より青年優秀技能賞受賞。
四代目「雄山」は「壱三（いちぞう）」の名で、わんぱく大将シリーズを製作する人気人形師としても知られる。

今から約百年前の明治時代、初代「雄山」鈴木甲子八（きねはち）が五月人形の陣道具を経営。その後、甲子八は五月人形である甲冑を手掛けるようになり、本格的な甲冑作りが始まる。根っからの職人であった甲子八は研鑽を積み重ね今の「鈴甲子（すずきね）」の基礎を作り上げた。

その後、大正、昭和、平成と時代は流れ、甲子八時代とは比較にならない程素材や技術が向上しましたが、甲子八の職人魂は当代にも受け継がれています。
今も昔も親が子を思う気持ちが変わらないのと同じように、私達も初代「鈴甲子」の教えを守り確かな技術と情熱を持って甲冑作りに精進。

量産品とは一線を画す美術工芸品の味わいを持ち合わせた平安武久の兜。 末永くご家族みんなが笑顔になれる、とても素敵な端午の節句をぜひお楽しみ下さい。