お七夜を、ずっと心に残る思い出に
— 赤ちゃんの“はじめて”を、かたちに残す工夫たち —
お七夜は、赤ちゃんの誕生を家族で祝う、かけがえのない日。
この特別な時間を、写真や記録として残しておくことで、何年たってもあたたかな気持ちで振り返ることができます。
ここでは、お七夜の記念をかたちに残すためのアイデアや演出方法をいくつかご紹介します。赤ちゃんの“人生最初の節目”を、優しく彩ってみませんか。
1. 命名書を「飾る・残す」ための工夫
命名書は、お七夜の主役ともいえる存在。飾り方やデザインに少し工夫するだけで、ぐっと特別な雰囲気になります。
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和紙+筆文字で伝統的に:シンプルに品よく。神棚や床の間に。
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フレームに入れてモダンに:ナチュラルなインテリアに合う木製フレームやアクリル額も人気。
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デザイン命名書をオーダー:写真やイラスト入りでアートのように飾れる命名書も登場しています。
※お七夜のあとも、記念品として部屋に飾ったりアルバムに保管できます。
2. 記念写真のアイデア
写真は、赤ちゃんの成長を「目で見て」実感できる大切な記録。お七夜の思い出としても、写真は欠かせません。
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命名書と一緒に:命名書の横で赤ちゃんを撮影。ふんわりした布や木の背景でナチュラルに。
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家族全員で:パパ・ママ・きょうだいと一緒に。「家族が増えた日」をかたちに残せます。
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おそろいコーデで記念に:服の色をそろえたり、季節のモチーフを取り入れて。
最近では、おうちで簡単に「プチスタジオ風」な撮影を楽しむ家庭も増えています。
3. 手形・足形アートで残す成長の証
生まれたての小さな手足。そのかわいらしさを、形として残せるのが「手形・足形アート」です。
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紙にスタンプで押すタイプ:安全なインクを使って、簡単にできます。
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立体レリーフや粘土キット:ちょっと特別に残したい方におすすめ。インテリアとしても◎。
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名前や日付を添えて:手形・足形と一緒に命名情報を加えれば、立派な記念品に。
家族で「こんなに小さかったんだね」と振り返る、あたたかい時間にもなります。
4. お祝いメッセージや手紙を残す
赤ちゃんに向けたメッセージカードや手紙を、お七夜に書いて残すのも素敵な習慣です。
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「この日に生まれてきてくれてありがとう」
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「あなたの名前には、こんな願いを込めました」
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「初めて抱っこした日の気持ちを忘れません」
将来、お子さんが成長したときに読み返してもらえるよう、大切に保管しておくのも良いでしょう。
5. アルバムやメモリーボックスにまとめる
お七夜をきっかけに、赤ちゃんの成長を記録する「育児アルバム」や「メモリーボックス」を始めるご家庭も増えています。
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命名書、写真、足形、メッセージカード、祝い箸などをまとめて保管
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毎月の記念日や初めてできたことを記録していく
あとから振り返ったときに、「この日がすべてのはじまりだった」と思える、かけがえのない宝物になります。
■おわりに
小さな記念が、家族の宝ものに
お七夜という節目を、ほんの少しの工夫で特別な一日に。
どんな形であれ、赤ちゃんと家族の時間を「目に見える思い出」として残すことは、これからの日々をあたたかく支えてくれるはずです。