第11番【 小暑(しょうしょ)】

第11番【 小暑(しょうしょ)】

二十四節気 第11番【 小暑(しょうしょ)】



梅雨が明け、暑さが本格的になる頃。
セミも鳴き始め、陽射しの強さも一層増してきます。

いよいよ夏本番となりますが、二十四節気で【小暑】は、<晩夏>となります。

【小暑】から、次候の【大暑(たいしょ)】の1ケ月が一年で一番暑い時期となります。この時期を「暑中」と言い、「暑中見舞い」を出すのもこの頃です。

 

 

【 小暑 】頃の七十二候では下記のように表されております。


初候<温風至(あつかぜいたる)>
雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃。
梅雨明け頃に吹く風の事を白南風(しらはえ)とも呼びます。

次候<蓮始開(はすはじめてひらく)>
蓮(ハス)の花が開き始める頃。
ハスの花は早朝に咲き始め、お昼には閉じてしまいます。また、開き始めてから散ってしまうまでが4日ほどと短命な花なので、早起きして鑑賞するのがおススメです。

末候<鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)>
五・六月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃。
独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え、一人前の鷹へと成長していきます。
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