第16番【秋分】(しゅうぶん)

第16番【秋分】(しゅうぶん)

二十四節気 第16番【秋分】(しゅうぶん)


白露から秋分へ。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように残暑も次第におさまり、秋が深まっていく頃。

【秋分(しゅうぶん)】は、昼と夜が同じ長さになる日となり、これから徐々に秋から冬へ始まりの時となります。春分も秋分も、太陽が真東から上がって真西に沈む為、昼夜がほぼ同じ時間になるという点では変わりません。


春分を境に、冬の間短かった昼が<夏至>に向かって長くなり、
秋分を境に、夏の間長かった昼が<冬至>に向かって短くなります。


また、二十四節気では、<夏至・冬至・春分・秋分>を合わせて、【二至二分】と呼び、二十四の季節の区切りの指標として表しています。

 

詳しくは、下記のリンクよりご覧ください。



春分(春の分点)秋分(秋の分点)
夏至(夏の至点)冬至(冬の至点) 
五穀豊穣を願い、収穫を感謝し祝う時期
<自然をたたえ、生物をいつくしむ>頃とされています。


【夏至・冬至】は、なぜ祝日に指定されていないのですか?と聞かれることがあります。

【夏至・冬至】には「春季・秋季皇霊祭」のような風習(お彼岸)がないため、春分・秋分と違い祝日に指定されていません。

▼▼【お彼岸(ひがん)】について▼▼

 

 

 

【秋分】七十二候では下記のように表されています。



●初候<雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)>
夏の間に鳴り響いた雷が収まる頃。
春分の頃に訪れる「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」と対になる候になります。七十二候では幾つか対となる候の名称があり、そうした名称を知ることで季節の循環を感じることができます。

●次候<蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)>
虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。

●末候<水始涸(みずはじめてかるる)>
田の水を落として、稲穂の刈り入れを始める頃。

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