暮らしに寄り添う、やさしい白のうつわ

まあるい満月を半分にしたような、やわらかなライン。
手に取ると、ほっと心が落ち着くような、やさしい白。

半月型の大皿〈シロ〉は、どこか特別感のあるフォルムでありながら、日々の食卓にも自然と馴染む、シンプルで美しい器です。

釉薬の奥にほんのりと透ける土の質感や、あたたかみのある色合いが料理を引き立て、食卓に落ち着きと品を添えてくれます。

器そのものが主張しすぎることはなく、でも確かな存在感があり、料理の時間が少しだけ豊かに感じられる。そんな静かな魅力を持っています。

ブランド「陶の杜（とうのもり）」がつくるお皿は、日々の食卓はもちろん、ちょっと特別なお祝いの席にも自然となじむ、やさしくて上品な佇まいのうつわです。

陶の杜について

約400年もの歴史を誇る萩焼の生産地、山口県萩市の田床山の麓あたりに陶の杜の陶房があります。『日々の暮らしのなかで気軽に楽しめる、普段使いの萩焼のうつわ』をテーマに、温もりと親しみのある萩焼のうつわを制作しています。優しくふっくらとした厚手の質感で、あたたかみのあるデザインが特徴です。

手しごとから生まれる、美しい表情

萩焼ならではの、やさしい風合い
　

器のふちに施された鎬（しのぎ）は、職人が一つひとつ手で削り出したもの。
均整のとれた模様の中に、どこか手のぬくもりを感じる揺らぎがあります。

この鎬が生み出す陰影は、光を受けてさまざまな表情を見せ、料理を引き立てる静かな華やかさを添えてくれます。

釉薬の中にほんのり透ける素地の色、わずかに揺らぐラインや釉だまりは、量産品にはない“ひとつひとつ違う美しさ”。
時を重ねるごとに釉薬の色が少しずつ変化していく「萩の七化け」は、使い込むほどに愛着がわく魅力のひとつです。

料理の余白を美しく引き立てるかたち

まるい形を半分にしたフォルムは、角のないやさしさと、スペースを有効に使える実用性を兼ね備えています。

1枚で主菜をたっぷり盛りつけても、複数の副菜を並べても、余白が美しくまとまり、盛り付けが自然と整って見えるのがうれしいポイント。
おにぎりとおかず、パンとスープ、サラダとメイン……そんなワンプレートスタイルにもよく合い、朝昼晩どのシーンにも活躍してくれます。

重ねやすい形なので収納もしやすく、テーブルの上でも場所をとりにくいのも魅力です。

　

一見するとシンプルな形ですが、縁の立ち上がりや角の丸みなど、細部には作り手の工夫と美意識が息づいています。
料理を載せたときの“余白の美しさ”が、静かに際立つ一枚です。

【サイズ】
長径：27.0 cm
短径：18.8 cm
高さ：1.9 cm

重さ：約390~420g
　
（１枚１枚手づくりで制作しているため、多少の誤差が生じることがございます。陶器の味としてご了承ください。）
　

　
大切な人への贈りものにも

やわらかな白の器は、年齢や好みを問わずお使いいただけるため、ご自宅用にはもちろん、贈り物にもおすすめです。
結婚祝いや引っ越し祝い、内祝いなど、特別な日のギフトにもぴったり。