●ストレスの軽減
甘酒に含まれる、GABAやパントテン酸、必須アミノ酸などの成分がストレスを軽減します。また、米麹に含まれているエルゴチオネインが、不安や痛みの情報を処理する脳神経の興奮性を調節する効果があるという研究結果もあります。イライラしがちな時には、夜のホット甘酒でゆっくりとした時間を過ごすのがおすすめです。
●ダイエット効果
甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のエネルギー源であるだけでなく、消化を助け血糖値を上げる働きがあります。血糖値が上がると脳の満腹中枢が刺激されるため、少量の甘酒を飲むだけでお腹いっぱいにしてくれるのです。
ダイエット中で食事制限をしている方や、間食がなかなかやめられないという方におすすめです。
●美肌効果
甘酒には、ビタミンB2やB6など、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群はたんぱく質の代謝を助ける作用があり、肌のタンパク質層の代謝を活発にすることで、肌の老廃物が流れやすくなります。ビタミン群の作用から肌の調子を整える効果も期待できるでしょう。乾燥しがちな季節にも、肌の内側から働きかけてくれます。
また、糀甘酒ならではのコウジ酸は、美白成分としてメラニンの生成、シミ、くすみを予防も含まれます。まるで「飲む日焼け止め」
●美髪効果
甘酒に含まれるビタミンB群の一つである、ビオチンという栄養素は、髪の毛の主成分であるケラチンの合成を助ける働きがあると言われています。そのため育毛や発毛の作用が期待されており、髪の毛の艶やハリコシなどにもいい影響を与えます。また甘酒を飲むことによって白髪が軽減したという声もあり、美髪や白髪対策としても注目されています。
特に産後のケアに
出産後は身体を回復させていくと同時に、母乳の分泌が始まります。
赤ちゃんのお世話で睡眠不足や生活リズムの変化も生じるため、体調を崩しやすい時期でもあります。体内のホルモンが著しく変化するので、気分が落ち込んだり、不安症状が出る時も。そんな時には「甘酒」がオススメです。本来は、ゆっくりと身体を休め、身体の回復と母乳に必要な栄養を摂ることが大切です。しかし、体調や忙しさの中で十分な栄養が摂れない時もあります。甘酒には、葉酸も含まれており、胎児の成長に欠かせない栄養素としてはもちろん。産前だけではなく、質の高い母乳の生成を助けるます。