
❖伊予一刀彫 雲南【五月飾り】の特徴❖




伊予一刀彫 南雲
伊予一刀彫は、初代より三代「家の技」として引き継がれ工程の最初から彩色に至るまで、一つ一つに職人の技が手作り施された「道後えひめの伝統工芸」
一刀彫とは物の形を簡潔に表現していく木彫り技法の一つで、一刀彫の「一刀」は1本の刀ではなく、「シンプル」な形に由来し、様々なのノミから彫り出されるその風合いと手触りや
独特の淡い彩色を施した優しい雰囲気が持つ木の温かみが南雲木彫人形の特徴。
その作品は節句ものだけでなく、四季の飾りものを製作。全国に多くのファンがいます。
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五月人形 伊予一刀彫り【南雲作】 陽翔(はると)
販売元:南雲 伊予一刀彫通常価格 ¥99,500 JPY(税込)通常価格単価 / あたりSOLD OUT -
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販売元:南雲 伊予一刀彫通常価格 ¥99,500 JPY(税込)通常価格単価 / あたり

伊予一刀彫 雲南
(いよいっとうぼり うんなん)

「雲南」は愛媛県松山市(旧・伊予の国)で「雲南工房」を構え製作をしています。
大正5年初代南雲は松山市道後に生まれ、13歳の時より仏師(仏像の彫刻家)を志し、松山市魚町にて「伊予民芸工房」を設け、木彫人形の制作に取り組んだ事が始まりです。仏像彫刻に傍ら木彫りの伝統的技法「一刀彫」の手法を用いた木彫り人形の創作に取り組んできました。これが「伊予一刀彫」の始まりです。
一刀彫は物の形を無駄なラインを除いていき、シンプルに表現していく木彫り技法の一つです。一刀彫の「一刀」は一本の刀ではなく、「簡潔」な形を意味します。
この技法により制作された作品はシンプルさと、彫刻刀の切れ味がダイレクトに伝わる味わい深いものとなります。
その技は二代目南雲(西川隆一)へ引き継がれます。
昭和四十一年高等学校卒業と同時に初代南雲に師事。
成元年南雲を襲名。
「日本の四季と木彫人形」をテーマに、先代の意を継承しつつ独自の制作活動を続けています。
現在愛媛県松山市(旧伊予の国)の南雲工房では、洗練されたラインで構成されて彫刻に、
繊細で優しい彩色を施した緻密さと大胆さを兼ね備えた新しい感覚の作品を制作しています。
■二代目 南雲(西川隆一)略歴■
一九四八年:愛媛県松山市に生まれる
一九六六年:愛媛県立松山南高等学校デザイン科卒業 初代南雲に師事
一九七五年:全国観光土産品審査会「日本交通社社長賞」受賞
一九七九年:「日本の四季と木彫人形」をテーマに創作人形の製作開始
日本民芸品公募「最優秀賞受賞」
一九九九年:えひめ暮らしの工芸品コンクール「技術賞」受賞
二〇〇四年:全国年賀切手図案に干支飾り「三番叟」採用
二〇〇六年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 干支飾り「飛躍」
二〇〇八年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 干支飾り「横綱」
二〇〇八年:松山ブランド新製品コンテストNEXTONE「奨励賞」受賞 雛人形「春舞台」
二〇〇九年:日本民芸公募展「日本放送協会会長賞」受賞 雛人形「花 大」
二〇一〇年:日本民芸公募展「日本商工会議所会頭賞」受賞 雛人形「さくら雛十人飾り」
二〇一一年:二一世紀えひめの伝統工芸大賞 第一席「準大賞」受賞 雛人形「さくら雛一五人飾り」
二〇一一年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 五月人形「皐月 桜華」
二〇一二年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 干支 巳「福運」
二〇一三年:二一世紀えひめの伝統工芸大賞 「あいテレビ社長賞」受賞 「月夜の楽団」
二〇一六年:全国年賀切手図案に干支飾り「十二支 酉」採用
二一世紀えひめの伝統工芸大賞 「優秀賞」受賞 「移いの風」

無駄のない造形
伊予一刀彫の作品はすべて手作業で製作します。
「南雲」の作品は熟練された職人たちの手により全て手作業で製作します。初代の仏師として造形を受け継ぎ、コンパクトで無駄のない情景は飾る場所を選びません。
使用する木材は木目も柔らかで美しく薫り高いヒバ材を使用。
天然木の優しい香りで温もりのある雰囲気で包み込んでくれます。

<木彫り>
木材の幅、厚みを木工機会を使用して揃えます。人形の外角線を取っていきます。
<彫り>
荒彫り、細部仕上げの二段階の作業を十数種類に及ぶ小刀、のみを使用して丁寧に彫り上げます。
雛人形等は彫り上がった後、頭の部分を柔らかな局面に研磨します。



日本らしさと雲南らしさ
特有の優しい色彩

彩色の作業も下地塗、細部仕上げの二段階に沸け、二十数種類の筆をたくみに使い分け、細部まで丁寧に彩色していきます。
最後に瞳を入れて南雲の木彫り人形は誕生します。
伝統的な色彩から、現代的な淡い色合いまで、雲南らしくまとめ上げられ、上品で日本らしさとともに、現代のインテリアによく合います。



こだわりのお人形

雲南工房のお人形は大変デリケートな物で
、ヒバの木材の美しさを楽しんでいただけるよう、ニス等の上薬はしておりません。
特に純白で仕上げさせていただいております顔の部分は汚れやすくなっておりますのでご注意ください。
天然木の木肌を活かすため、また、ヒバの木の香りもお楽しみいただけます。
桐箱等のひずみやお人形の色あせなどを防ぐためエアコンの風が直接当たるような場所・窓際など直射日光が当たる場所は
避けてお楽しみいただきたく思います。
水性顔料を使用しておりますので濡れた手、もしくは汚れた手で触れることの無いよう気をつけください。
人形を濡れタオルで拭いたりしませんようお願いいたします。
収納の際は「はたき」等で埃を軽く落としていただき極端に湿度の高い場所、また、極端に乾燥した場所への収納はご遠慮ください。
■ヒバの木■
南雲工房作品にはヒバ材を使用しております。ヒバは木目も緻密で美しく彫刻にも非常に適した素材です。
【ヒバとは?】
ヒバは、ヒノキ科に属し、ヒノキオールという成分を含んだ、腐食やシロアリに大変強い木です。木肌が美しく、和室の化粧柱やドア、窓の枠材、さらに室内の壁に貼って木の感触を味わう羽目板、建具の材料、輪島塗の木地、青森の曲げわっぱ などに使われています。
【ヒバには以下のような効用があります】
「精神安定効果」森林浴で知られるように、森の中を散策するととても気持ちが落ち着いてきます。同様にヒバ油には、日常生活の中で発生するストレスを緩和する働きがあります。「消臭・脱臭効果」ヒバ油のもっている抗菌性は、雑菌を繁殖させないことの他に、雑菌から出る悪臭を防ぐ効果を発揮します。「防虫効果」ヒノキオール・シャメールBという他の樹種には無い成分を持っています。この成分にはシロアリやダニ・ゴキブリなどの害虫を寄せ付けない力を持っているほか、湿気や腐食に強いという優れた特徴を持っています。
量産品とは一線を画す美術工芸品の味わいを持ち合わせた伊予一刀彫 雲南。
大人目線で選ぶ飽きのこない上質な逸品は、お子さまが健やかに成長し大人になっても尚、飾りたくなる節句飾りです。
末永くご家族みんなが笑顔になれる、そんな素敵な端午の節句をぜひお楽しみ下さい。

【伊予一刀彫 雲南】全商品
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