3月3日は上巳の節句(桃の節句)雛祭り
先日「東京都雛人形工業協同組合」様より、素敵な生菓子が届いたので、雛人形を愛でながら美味しくいただきました。
お内裏様とお雛様、そしてぼんぼりを模した和菓子は金箔も散りばめられて、本物のお人形のように繊細で美しかったです。
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我が家では娘2人と愛犬の雛人形と、合計3つの雛人形を飾りました。
お人形やお道具が華やかで、やっと春が来たと感じます。
「健やかに育って欲しい」と願いを込めて、祖父母から贈られた娘たちの雛人形、すっかり大きくなった娘たちと一緒に飾り付けをしました。
初節句を迎えて親族一同でお祝いをした日が懐かしく思い出されます。
コロナウイルス感染症の流行が落ち着いて、みんなで集まれる日が早く来て欲しいものですね。
令和の時代にも、家族の愛情と楽しみを与えてくれる雛祭り、時代と共に忘れられてしまう文化もある中で、雛祭りは上巳、元巳、桃の節句、雛祭りと、たくさんの呼び名がつき、長い歴史の中で様々な考え方が生まれ少しずつ変化しながら愛されてきた文化なのだと感じます。
雛人形さんたち、今年もワクワクする時間をありがとう。
(執筆:徳永夕子)
【 雛菓子 】ーひながしー
東京都雛人形工業協同組合さまが振興事業の一環として、和菓子アーティストの藤原有貴さんと共に、春らしい色合いがかわいい創作生菓子を制作されました。
和菓子らしく、細部にまでこだわったパッケージ。
お雛様に見立てた春らしいさわやかな色彩のういろうと、ぼんぼりに見立てた練り切り。
テーブルの上に添えただけで、季節と文化を伝えてくれるような佇まいですよね。
日本の伝統文化としての和菓子
和菓子は、日本の歴史や季節感から生まれた伝統文化であるとともに、それぞれの地域に根ざした食文化を表すものでもあります。
日常的に食べられるのはもちろん、季節の行事や祝い事に使われることも多く、ハレの日を彩り、ケの日を特別なものにしてくれます。
四季のうつろいや花鳥風月などを表した上生菓子で使用する菓子木型は伝統工芸のひとつでもあります。
また、お菓子本体だけでなく、パッケージから細やかに表現されたモノが多いのも特徴です。色彩や素材感なども工夫されており、そうした茶道と共に発展した和菓子文化は、日本が世界に誇る「おもてなし」や「芸術」「伝統技術」など様々な側面が見られます。
季節の彩りの一つとして、お祝いと共に楽しみたい特別な文化。
東京都雛人形工業協同組合
http://www.hina-ko.jp/
和菓子アーティスト 藤原有貴さん
インスタグラム:@wagashi_art