第二回 創業者、徳永春穂を知る

第二回 創業者、徳永春穂を知る

 


会社の紹介をする時、まず初めにお伝えするのは徳永こいのぼりの創業者・徳永春穂は、岡山を代表する日本画家であることです。

徳永こいのぼりの鯉のぼりは、商業から産まれたのではなく、芸術から生み出された鯉のぼり。様々な工程までこだわり抜いた“美しい鯉のぼり”が特徴と言われます。 徳永こいのぼりの「ものづくり」には至るところに、そのような感性や価値観が備わっています。 
  

 

  

 

 

 

 

師匠は美人画で有名な伊藤深水。
春穂は日本画特有の繊細な筆致で類い稀な世界観で、これまでにない上品で優雅、絢爛豪華なこいのぼりを描き、業界に衝撃を与えました。

 

 
  
 
 
 
 
 
 


 
特に、京錦は徳永こいのぼりの名を世間に知らしめ、発売から30年経った今でも、その存在感は色褪せることなくロングセラーを続ける鯉のぼりです。
雄大に泳ぐ姿は芸術そのもの。
 
 
 
 
“献上手染友禅之鯉 京錦”は、日本画家の徳永春穂の筆によって、優美な錦鯉の姿が写実的に表現されています。錦鯉独特の色合いを七色ぼかしで染めあげた上に、うろこ全体に扇状の金をあしらい、実際の錦鯉の姿に近づけるため、黒鯉・赤鯉・青鯉と一匹ずつ異なる模様に染め上げました。水と空がテーマの吹流しは、日本古来の藍色のぼかしに、縁起のよい千羽鶴をちりばめています。素材は立体交差織の特殊生地。新たな素材で、太陽の光を浴びると白銀色に輝きます。
 
 
 

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