婚約祝いと結婚祝いの違い

婚約祝いと結婚祝いの違い

  

ふたりの人生の門出に寄り添う、ささやかな贈りもののマナー

結婚にまつわるお祝いには、「婚約祝い」と「結婚祝い」の2種類があります。どちらもおめでたい節目に贈るものですが、その意味やタイミング、贈る内容にはそれぞれに違いがあります。大切な気持ちをより丁寧に伝えるためにも、その違いをやさしくおさらいしておきましょう。




婚約祝いとは?

婚約を正式に交わしたおふたりへのお祝い
婚約祝いは、ふたりが結婚の約束を交わしたことに対するお祝いです。正式な婚約発表を受けたあと、ごく親しい友人や家族から贈られることが多く、「これから結婚に向かって準備を進めていくおふたりを応援する気持ち」を込めて贈ります。

贈るタイミングは、婚約が整ってから1ヶ月以内が目安。結納を行う場合はその前に、カジュアルな形の場合はお祝いの食事会などのタイミングで贈られることもあります。




結婚祝いとは?

ふたりの新しい人生のスタートに贈る祝福のギフト
結婚祝いは、結婚式や入籍の報告を受けた後に贈るものです。式を挙げるかどうかに関係なく、入籍日がひとつの目安になります。新しい家庭を築いていくふたりへの応援や、長く幸せな暮らしを願う気持ちを込めて贈るのが、結婚祝いの基本です。

贈るタイミングとしては、挙式の1〜2ヶ月前から1週間前までが一般的。ご祝儀とは別にプレゼントを贈る場合は、前もって自宅に届けると丁寧です。



 

贈る品の違い


婚約祝いでは、お祝いの気持ちをさりげなく伝える花束やスイーツ、雑貨類など、あまり形式にとらわれない気軽なものが選ばれることが多いです。本人の趣味や暮らしに寄り添うプレゼントが喜ばれます。

一方、結婚祝いでは、新生活で役立つキッチン用品やタオルセット、夫婦で使えるペアグッズなど、暮らしに根ざした品物を選ぶのが一般的。親しい間柄であれば、好みや必要なものをリサーチして選ぶと、より心に届くギフトになります。




おわりに

婚約祝いと結婚祝い、それぞれの意味を知ることで、贈る気持ちがより丁寧に届くものになります。お祝いごとは、ただモノを贈るだけでなく、「おめでとう」「応援しているよ」という言葉に代わるあたたかな想いのかたち。
ふたりの人生にそっと寄り添う、そんなギフト選びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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