ご祈祷について
「生まれてきた子どもたちが健やかに育ちますように」と言うご家族の思いを受け取り、お節句という神聖なお祝い行事を安心して晴れやかにお迎えてくださりますよう、「晴れと暮らす」では、全ての雛人形を神社にてご祈祷しお届けしています。
雛人形は古来より、お子さまの厄災・厄病を身代わりとして引き受けてもらう依り代とも言われ、「災いが降りかからないように」という願いや「人生の幸福が得られるように」という思いを込められた、お子さまにとってお守りのような存在として、今日でも大切なお祝い行事のひとつとして飾られています。
毎年、桃の節句をご家族とお祝いをし、めぐる季節の中、日々ご成長していくお子さま。お届けした雛人形が、ご家族の思いと共に、お子さまに寄り添い、成長の中で守り、お役立ちいただけますようにと願っております。
そして、ご家族にとって、この雛人形にしてよかったと、長きにわたり思っていただけるよう、ひとつひとつ丁寧にお届けさせていただきます。
かけがえのない初節句をお過ごしいただけますように。
感謝祭(供養)
お子様の成長を見守ってきた雛人形。ひな祭りのお祝いをしたり、雛人形を一緒に飾り付けたり、さまざまな思い出を育まれたことでしょう。
感謝祭とは、お子さまが成長・自立し、そうして役目を終えた雛人形を神社で供養することを言います。
雛人形は、自立したタイミング(成人後や、結婚など)で手放す方もいれば、結婚後も嫁ぎ先に雛人形を持参し、これまで通り大切に飾る方もいます。明確な定義はないため、どれも間違いではありません。
しかし、実際には、今では飾ることはないけれど、大切な雛人形だから手放せない。または、手放していいのか分からない。どうやって手放せばよいのか分からない、という旨のお問い合わせをいただきます。
タンスの奥にしまって飾らない年が続くならば、それは、お雛様のお役目が終えたのかもしれません。
雛人形は、「身代わり」という意味合いから「お守り」に似ています。また、思いを込める人形(ひとがた)として、日本では昔から人形には魂がこもると考えられており、人形供養も同じように、古くからある文化です。
お守りは手放すとき、神社でお焚き上げをしてもらいます。お役目を終えた雛人形も、捨てるのではなく、これまで自分を守ってくれたことに感謝を伝え、供養してもらうのがよいとされます。
晴れと暮らすでは、そうしてお役目を終えたお雛さまを安心して、心残りなく手放していただけるよう、供養代行サービスを承っております。