日本画家の徳永春穂によって描かれ、
熟練職人が丹念に製作した最高級の逸品
絹の風合いを持つジャガード織りの素材には、歴代の貴族が好んで用いた高貴な桐竹鳳凰と麒麟文様が織り込まれています。伝統の手染め友禅ぼかしの技法で染め上げ、金の輝きをちりばめてより豪華絢爛に仕上げました。吹流しは、吉兆柄の波立涌文様を基調とする伝統の五色。中心には登龍門伝説の龍がより飛躍するようにと、翼を持つ最高位の飛龍を描きました。
徳永こいのぼり創業者 徳永春穂は
岡山を代表する日本画家である。
美人画で有名な伊藤深水を師とし、春穂は日本画特有の繊細な筆致で類い稀な世界観で、これまでにない上品で優雅な鯉のぼりを描き、業界に衝撃を与えました。
鯉のぼりの代表作は、「慶祝の鯉 吉兆」「献上手染友禅之鯉 京錦」ほか。
時代を超え、ロングセラーを続ける大人気作。
糸、織り、染め、裁断、縫製、泳ぎ。
どこを取っても一級の最高級品。泳ぐ姿は正に芸術品と言えます。
ポリエステルジャガードの生地は、通常ジャガード織り生地の規格から倍以上の糸数を使用し製作されています。それゆえに丈夫で、よりなだらかに生地がはためきます。まるで絹のような手触りと評価されています。
太陽光が織り込まれた桐竹鳳凰が透かしで緩やかに輝き、柔らかくゆったりと優雅に泳ぎます。
金箔は少なめですが、まるで飛沫をふるって優雅に泳ぐ錦鯉のごとく上品です。また、五色吹き流しは、色合い豊かに脚に蔦を描き飛竜が舞います。
蔦には高みに押し上げるという意味があります。
伝統の手捺染技法
熟練の職人たちの技
手捺染は日々変化する気温、湿度によって仕上がりの色に大きな影響を与える。
長年培った感覚で、日ごとに変わる気温や湿度まで熟慮し、染料の調合を調整。均一に染上げていく。
長年培った感覚で、日ごとに変わる気温や湿度まで熟慮し、染料の調合を調整。均一に染上げていく。
本物のシルクのような手触り
吉兆のジャガー織
通常のジャガード織りでは190本の糸数が一般的。それよりも高密度が210本。その2種類が代表的と言われています。
しかし、吉兆はそれよりも更に高密度な318本の糸で特別に構成され、よりシルクの艶やかな風合い、柔らかさを表現。桐竹鳳凰を織り込みながら、鯉のぼりとしても、強度な一面を持ち合わせます。
撥水加工処理仕上げ
美しい鯉のぼりが長持ち!
撥水加工処理仕上げ生地を使用し、従来の製品に比べ水はじきがよくなり、縮みやしわになりにくく雨にも強くなりました。更にコーティング作用により一段と色あせも少なく、鮮やかで丈夫な仕上がりです。
Soyokaza Line
のびやかに、晴れやかに そよかぜライン
美しく染め上げられた鯉のぼりに、爽やかな風に乗って美しく泳いでほしい。
そんな願いを込めて、熟練の技術を持った職人たちはと裁断していきます。
確かな縫製技術
鯉のぼりの最終工程である「縫製」は、1本の鯉のぼりを仕立てるために、3種類のミシンを使いわけ、細やかな技術でひと針ひと針美しいラインを縫い上げます。
丁寧な仕上がりは正に職人技と言われるほど、定評があります。
手から手へ、
職人の思いが繋いだ
最高級鯉のぼり
心地よい初夏の光と薫風を楽しむ皐月の頃。
大人目線で選ぶ飽きのこない上質な逸品は、お子さまが健やかに成長しいく時間をより一層楽しむことができる鯉のぼり。
健やかな成長を祈りながら、末永くご家族みんなが笑顔になれる、
そんな素敵な5月5日をお過ごしください。